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「園芸」 プログラム 【短時間リハビリ】

[2019.07.19]

こんにちは 作業療法士の海老澤です。

 

短時間リハビリでは、集団体操、個別運動プログラムなど

「運動する」ことを中心としたプログラムとは別に「園芸」をしています。

 

「園芸」ってリハビリになるんでしょうか?って感じられるかもしれませんが、

その方によって目的は違いますが、ちゃんとリハビリになっているんです!

 

まず、こんな環境でやっています…

机にプランターを乗せて土の準備から種まき、収穫も。

基本的に「立って」の作業活動です。

それらの活動をリハビリの視点でみてみると…

 

20~30分それなりの時間、立っての作業が続くので

「立位の耐久性」

両手は作業をしているので

「立位バランス」

作業の手順も考えてやらないといけないので

「遂行機能」

経験者が意外に多くてスタッフは、ほぼ教えてもらう事ばかり…

「役割をもつ」

「慣れ親しんだ作業」

そして、しゃべりながらも手は動き続けます。

「2重課題」

 

また、麻痺側の手が自然に収穫に参加してたことも!

「麻痺側の上肢機能訓練」

 水やりのためにジョウロに水を入れてベランダまで移動!

「応用歩行」

 

どうでしょう?

それが難しい方にとっては、立派なリハビリになってませんか?

身体の動きだけじゃなく、認知機能にも大いに働きかけています。

 

一番いいこと。それはみなさん楽しんで取り組んでおられる!

だから、30分という時間の立っての作業活動も苦にならないんですよね。

私、運動不得手なので「30分歩行」って言われたら「喜んで!」とは言えません…

でも、買い物で30分歩いても苦になりません。

「楽しい」って、とっても重要で素敵な要素ですよね。

 

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