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ザ・健診

[2019.08.19]

 

ガンマージーティーピーって何?

  健康診断を受けました。そして結果が返ってきました。職場や家庭でお互いの結果を見せ合ったり、見せないようにしたり、ちょっとどきどきしますよね。学校に通っていた頃の成績表をもらうときの気分かもしれません。

 特にお酒好きの人が真っ先に見るのが、「γ-GTP」(ガンマージーティーピー)の値だったりします。そのガンマー何とかって何?という話です。本当はガンマーグルタミルトランスペプチドという、肝臓や胆管の細胞が壊れることで血液中に流れ出てくる酵素なんです。もう一度言いましょうか?「ガンマーグルタミルトランスペプチド」、これがいわゆるγ-GTP(ガンマージーティーピー)です。

それ自体が病気ということではありませんが、肝炎、脂肪肝、胆石や胆道ガンなどで胆道が詰まった場合などに数値が高くなります。健康診断で異常値が出た場合は、まずアルコール性脂肪肝を疑います。数値が100を超えた場合は必ず受診してください。超えてなくても、気になる方はぜひ受診してください。肝臓の場合はよっぽど病気が進行しない限りほとんど自覚症状がありません。しかし、最近飲み過ぎかなぁという自覚はあるかと思います。でも放っておくと大変なことになります。お酒どころか、大好きな食べ物の殆どが制限されることになりかねません。「肝心要」の肝臓ですから、時には休肝日をつくっていたわってあげてください。詳しくは診察室で、Drのアドバイスを聞いてみてください。

γ-GTPが高い方、心中お察します。診療予約お待ちしてます。

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