姿勢が違う? 【短時間通所リハビリ】
体験利用の方が来られて、集団体操をしている時に気付いたことです。
「姿勢が違う?」
何の姿勢かといえば、座っている姿勢でした。
日頃来られている方は、基本的に背中が椅子と離れています。
そして、特に足の運動の時にその違いを強く感じました。
足を大きく上げる運動で
体験利用の方は足の動きに合わせて体幹が大きく前後されてました。
足を上げると身体も後ろに傾き、
下すと身体も前にもどる。
日頃来られている方たちは
足は動いていても、体幹は前後していませんでした。
「足の上げ下げで、身体が前後に動く」
これは「足をあげる」現象を起こすために、
骨盤を傾け身体を後ろに倒しているためです。
純粋な股関節や体幹の筋力だけでは難しいときに
無意識で起こる「代償動作」で、
気付かないと自分では「出来ている」と感じます。
でも、実際は「出来ている様に見えているだけ」なんです。
これは珍しいことではなく、
意外に多くの方がそうなっておられます。
今日来られている方の中にも数人おられました。
指摘されて「ほんとだ!」と気付かれます。
そして、体幹の動きにも気を付けて足上げ運動をされるようになり
「これしんどいわ」とよく言われます。
それを繰り返している間に、次第に無意識でも体幹の代償なく
腹筋や股関節の筋力でできるようになられます。
…なっておられました!
それを、今日しみじみと感じました。
「あ、姿勢が違う…」と気付き
少しだけ、にやりとしてしまいました。
みなさん、素敵です♪
うえに診療所 通所リハビリは
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